そこで、俺は宿取って一泊二日の温泉巡りというなんとも楽しい計画を思いったら
思い立ったが吉日、俺はインターネットで近場の温泉街を検索し、
ネットからも宿泊予約が出来る宿に申し込みをした。
勿論、友達が居ると想定しての旅行なので二名分の予約だ。
予約した宿にチェックイン
↓
温泉堪能
↓
飯を堪能(コース料理二人分)
↓
布団2枚繋げて広々ダブルベット感覚で就寝
↓
チェックアウト
↓
今回一緒に行けなかった他の友人(空想)と母ちゃんへの土産購入し帰宅
こんな感じだ
2名様以上じゃないと泊まれない宿は、2人分宿代払うな
すると>>1の遭ったような状況に
予約を終えると携帯から友人のアドレスへと
「宿とっておいたよ→うrl(宿のサイトetc)」
こう簡単にメールを送る。
数分後、俺の携帯が鳴りメールが着たぞと自己主張しだした
相手は勿論俺の友達だ。
「結構いいとこじゃん!飯もうまそうだしな。あーマジで楽しみだわ」
簡潔な返答だが喜んでいるようで俺も嬉しくなり、
気づけば旅行カバンへと一泊分の荷物を詰め込んでいた。
旅行当日、前日に朝6時と少々早めの集合を取り付けウキウキした気分で家を出る
今まで、他人と旅行をしたのは修学旅行のみな俺は胸が踊る気持ちだった。
駅につくと、切符を二人分買い、列車へと乗り込んだ。
ウキウキがピークを越え緊張してしまった俺は到着までずっと本を読んでいた
友達が居るのに本を読みふけってしまった事を今少し後悔してしまっているのは内緒だ。
到着して早々に俺は友人からお叱りを受けた。ごもっとも
さて、現在地である駅から温泉街まではバスを要する訳だ。
バスの時間~チェックインの時間含めてもまだ余裕がある俺達は近場で飯を食う事にした
結構色々とあるお店の中選んだお店はマック。
いや、ね友達とファーストフード店って憧れるもんじゃん?
とりあえず、セットを2つ頼むと店内で食事をする。
因みに俺は小食では無いが、朝は少な目がいいのでコンビ、友人はセットを注文した
久しぶりにバスに乗った感想は、かなり酔う。
酔い止めを飲んどけばよかったと後悔したが友人の笑いが取れたのでよしとしよう。
夕食など諸々の説明を受け一息つく
部屋から見える景色は正直、圧巻だった。温泉の宿すげえ
「やべえなここ。部屋に露天もついてんぞ!!」
ハシャぐ友人を見て俺もテンションがあがりひとっぷろいただいく。
備えつけの癖に自宅の風呂じゃ感じられない開放感を味わったぜ。温泉の宿やべえ
目的を果たしながらの途中、ご当地お菓子をつまみながら和気藹々と盛り上がっていたとき
「あの、すいません。写真お願い出来ますか?」
家族か?その一行が話しかけてきた
俺は承諾すると父親から渡されたカメラで写真を一枚パシャリ
笑顔で一言謝礼をいただくと何故か俺はちょっとだけ悲しくなった。
友達がいるのに何故だろうか?
そんな疑問はさておいて、写真を撮った時、
思いついた事があった俺は、カメラを渡した際にこうお願いをしてみた
「すみません、自分のカメラでも撮っていただけますか?」
背景バックに一人、もとい二人で笑顔の俺をパシャリ
最高の思い出が出来、感謝をしてその人とは別れた。
その際、母親らしき若い女性が変な目で俺を見たような気がしたのは気のせいだろう。
まあ、そんなこんなで夕食の時間が近くなった俺達フレンズご一行は宿へと戻った。
次次と運ばれてくる料理すべてに舌鼓をうった俺達は満腹感で動けなくなった。
ここまで満腹になったのは始めてだわ、という友人に同意し小休止
因みに一番旨かったのは肉だった
何か蒸し物?みたいな奴も旨かったけどな
何でも私達の宿は温泉がおすすめ!とうたっていたのだ。
備えつけの風呂も凄かったし楽しみにもなる。
「飯食ったら風呂だよな。すすめるくらいだからもうもの凄いんだろうな」
そうそう、本当に楽しみだ。
あ、そういえばどこの宿でも温泉がおすすめってあったような……うん。
うん、確かに気持ちよかったけど、途中で入った温泉の方が……。
いや、ねもしかしたら最初に、そう最初に到着した際にこの温泉にこれば!
家の風呂とは違う開放感と気持ちよさにやられ、ふやけていただろうさ。
嗚呼、これ一番最初に備えつけの露天でやったじゃないか。
順番の違いにより衝撃は無く、普通に入浴を終えた俺達は浴衣に着替え自販機へと向かった。
「なぁ。温泉、思ったより微妙だったんじゃね」
友人よ、それ言わないどくれ
お前わかってないな
カップルがどんな会話してるかとか想像しきれないんだよ言わせんな
「よっしゃトランプやろうぜトランプ!UNOでもいいか!」
友人は自分のカバンからトランプを取り出しトランプを切り出す。
風呂が微妙だったというのは既に忘れる事にし、俺達は大富豪や馬場抜きUNOで白熱した。
とても楽しい時間だった。
統合s…なんでもない
聞けば、楽しみであんま寝てないんだわ。と笑いながら答えた。
それならしょうがない、とUNOを打ち切り睡眠への支度を行う。
ただ、白熱した際に程よくグチャグチャになった布団を直すだけなんだが
「よっしゃ。おやすみー」
と、寝床に入った友人からはすぐさま寝息が聞こえてきた。
どうやらかなり眠かったみたいだ。
一方、眠気はあったが、まだ眠れない俺は寝床で携帯を開きVIPを見ていた。
携帯のアラームで起きた俺達は、朝風呂、朝飯をおいしくいただいた。
帰り支度を整えチェックアウトを済ませ帰路につく。
「楽しかったな。サンキューな付き合ってくれて」
それはこちらのセリフだ。ありがとう。
帰りの電車の中一人自分はとても満足した顔だった。
こうして、俺と友人の二人旅行は幕を閉じたのだった。
くだらない話しに付き合ってくれた皆様ありがとうございました!
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