亀梨和也MCの日テレ「ひと目でわかる！！」9月いっぱいで終了…　後番組はカズレーザーMC　火10ジャニーズ枠消滅

「ひと目――」は俳優の中村倫也がＭＣで２０２０、２１年に１回ずつ単発特番で放送され、２１年１０月に火曜午後１０時枠でレギュラーに昇格した。
世の中の疑問やニュースを写真や動画で〝ひと目〟で分かるように伝える番組。レギュラー化のタイミングでＭＣは中村から亀梨にスイッチした。

亀梨は個人初ＭＣで意気込んでいたが、残念ながら平均世帯視聴率６％前後、平均個人視聴率４％前後と伸び悩み、わずか１年で終了。悔しい幕切れとなった。

後番組のＭＣは「カズレーザーに内定した」とテレビ局関係者や芸能プロ関係者らが証言した。

この改編で注目なのは、亀梨の初ＭＣ番組が終わったことより、日テレの〝火１０〟からジャニーズが外れたことにある。この枠はかねてジャニーズ枠とささやかれていたからだ。

１３年４月、火１０でＴＯＫＩＯのメンバー（当時）・山口達也氏がＭＣの「幸せ！ボンビーガール」が始まった。
１８年４月には山口氏が不祥事を起こし無期限謹慎。翌５月にＴＯＫＩＯを脱退し、ジャニーズとの契約も解除された。
同番組のＭＣはジャニーズとは別事務所のタレントらが穴を埋めた。

ところが、またジャニーズが〝復権〟する。
冒頭の通り、「――ボンビーガール」の後番組「ひと目――」で亀梨を抜てき。
中村の所属事務所は「中村はあくまで俳優」であるため、レギュラー化のタイミングでＭＣの降板を申し入れたとされた。

「その代わりに日テレは亀梨さんを担ぎ出したわけですが、他局からは〝ジャニーズに忖度した〟と陰口をたたかれました。他事務所のタレントでもよかったんですから」（芸能プロ関係者）

当然、「ひと目――」終了後も、またジャニーズのタレントが起用されるかと思われたが、その座を射止めたのは売れっ子のカズレーザー。
ジャニーズは後番組のＭＣを逃したことで、〝バラドル〟の後継者不足を露呈した。

「ＳＭＡＰや嵐には個人でＭＣを張れるタレントがいましたが、かたや解散、かたや活動休止です。後輩のグループには個人でＭＣをできるタレントが育っていません。それもあって、ジャニーズは日テレに強くプッシュできなかったんでしょう」（前同）

ジャニーズ随一のバラエティーＭＣ、関ジャニ∞・村上信五は日テレ系「月曜から夜ふかし」（月曜午後１０時～）でＭＣを担当。
月、火曜午後１０時の連日ＭＣでは視聴者も飽きてしまうため、起用することはできなかった。

ジャニーズとしてはＭＣを任せられる若手育成が急務だ。

亀梨和也ＭＣの日テレ「ひと目でわかる！！」９月いっぱいで終了　後番組ではジャニーズ枠消滅
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